▲「みんなのKEIBA」など競馬メディアで活躍を続ける細江純子さん(撮影:福井麻衣子)
ホース・コラボレーターとして「みんなのKEIBA」などに出演。パドック診断が好評な細江純子さんにチャンピオンズカップ出走予定の有力馬10頭の馬体診断を行っていただきました。
テーオーケインズ栗東・高柳大輔 牡6
▲11月23日撮影(c)netkeiba.com
もともと、オトコ馬にしては線の細さを感じるタイプではありましたが、前走のJBCクラシックにおいても、もうひとつ体の張りが欲しいと感じました。その欲しかった張り感が備わっている印象を受けます。前走よりも筋肉量が増すと共に、体の軸がしっかりと通り、ぶれない立ち姿勢。そして何よりも、近走にあまり感じなかったハツラツさが窺えます。想像ですが、体が整いラクになったことで、馬自身も気分がいいのでしょう。心身のバランスがとれていると思えます。
メイショウハリオ栗東・岡田稲男 牡6
▲11月23日撮影(c)netkeiba.com
前走は久々もあったのか、体が寂しく映りましたし、追い切りにおいても、もう少し時間が必要なのかな? と感じる動きで、良い頃に比べると、背中を反って迫力にも欠けました。それが今回、ひと叩きされたことにより内側から筋肉が張り出し、体重に見合った見た目に変貌。肌を薄く見せ、毛ヅヤもピカピカになっており、内臓面の働きの良さも窺えます。欲を言えば、右トモの位置がもう少しバックしているとバランスが良い気もしますが、明らかにひと叩きされたことで状態アップしていると判断していいと思えます。
レモンポップ美浦・田中博康 牡5
▲11月22日撮影(c)netkeiba.com
以前は胴の詰まった印象で、明らかに短距離といった体に映りましたが、