ジャパンCを制したイクイノックス(撮影:下野雄規)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回取りあげるのは、絶対王者イクイノックスが出走したジャパンカップです。単勝1.3倍、3連単でも11.3倍という人気決着の一戦を、はたして、どのようなアプローチで好配当に繋げたのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“人気馬の取捨”に定評のある仲真司氏です。
本命は、1番人気優勝のイクイノックスでした。GI5連勝中の実績を当然ながら評価しつつ、「前走の天皇賞秋のレコード勝ちにせよ、この馬の長所はハイペースやレコード決着に強いところ」と分析。パンサラッサとタイトルホルダーの逃げ馬2頭が出走することを踏まえ、レースが流れれば、「実力、コース適性、展開を考慮しても勝ち負けになる可能性は極めて高い」と1着固定に据えたのです。
一方、2番人気2着のリバティアイランドも、「今年の3歳牝馬路線のレベルは例年以上と言えますし、その中でも1強の力を誇示していた」「古馬相手でも十分力は足りています」と高く評価しました。そしてこちらも2着に決め撃つと、3連単をきっちり2点で的中。11.3倍を5,000円購入して、56,500円のリターンに成功しました。
予想結果は
こちら。
もうひとりは、“2022年年間回収率127%で堂々2位”のリベンジウマ∞氏です。
こちらはなんと、◎イクイノックス、○リバティアイランド、▲スターズオンアースでの完全的中となりました。5番人気3着のスターズオンアースについては、「近走、勝ち切れていないものの展開や距離が向かずの敗戦で軽視可能」とジャッジ。「今回、これまでで1番高いパフォーマンスを見せて勝ち切った4走前のオークスと同コースになるのはプラス要素」と強調したのです。
そして馬券は、馬単5,000円、3連複2,500円、3連単2,500円とパーフェクトなトリプル的中を達成。リスクヘッジを効かせながら、56,250円の払戻金を獲得しました。
予想結果は
こちら。