
▲昨年はジュンライトボルトが優勝(c)netkeiba.com
チャンピオンズCは全ての年が馬場コンディション「標準」。今週末の天候も問題なさそうで、今年も例年と似たような馬場コンディション、状況が想定される。
チャンピオンズCが中京で行われるようになった当初は、ペースが乱れて極端な偏りが出るレースもあったが、近年はペースも安定。位置取りやコース取りの有利不利も発生しにくいため、基本的には実力通りに決着しやすい。
妙味があるとすれば、質の異なる地方競馬のダートで凡走している馬の巻き返しだ。
JRAのダートは路盤がしっかりしており、クッション砂の管理も行き届いているため、近年は特に走りやすい砂質になっている。
一方、地方競馬で導入が進んでいる白い砂は従来のものよりも明らかに走りにくい。今まででも使用頻度や管理技術の違い等で、地方とJRAでは傾向に差があったが、白い砂の導入によってJRAと地方競馬のダートは全く違う馬場になった。

▲テーオーケインズに期待したい(c)netkeiba.com
テーオーケインズの前走は白い砂で行われたJBCクラシックを使い、3着ながら0.9秒も離された惨敗。
過去の戦歴を振り返っても速いタイムになるほど好内容を示している馬。2走前の帝王賞と比べても4秒近く勝ち時計が遅かったことが大きな敗因だ。
初GI勝ちとなった一昨年の帝王賞以降、連対した次のレースでは4着以下に凡走するように好調をキープすることも難しい馬なので、本番へ向けた前哨戦と思えば走り過ぎなかったことがむしろ良かっただろう。
JRAのダートに出走した際、前走で3着以下だった場合は全勝。前走の惨敗、JRAのダート変わりは大歓迎だ。
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