▲3人の世代間にはどんなギャップが…?(撮影:福井麻衣子)
世代間ギャップトーク①「騎手を目指した時点で憧れていた騎手、好きだった馬は?」
佑介 これは世代がわかるなぁ。じゃあ大河からいこうか。
大河 憧れていたのは武豊騎手で、好きな馬はとくにいなかったんですけど…。ディープインパクトが、誰もが認めるすごい馬だというのは知ってました。
佑介 競馬に興味なかったの?
大河 そうなんですよ。同級生のお父さんが清水久詞先生で、ちょうどキタサンブラックが活躍していたので、あるとき「こんなに近いところに、すごい馬を管理している人がいるんだ」と思って。それをきっかけに徐々に競馬が好きになっていった感じです。だから、競馬に興味を持ったのはだいぶ遅かったです。
▲同級生のお父さんが清水久詞調教師だったことがきっかけに(撮影:福井麻衣子)
佑介 大河が通っていた小学校、中学校の地区は、俺が通っていた学校ほど、トレセン関係者ばかりというわけではないもんね。
大河 今村聖奈と大久保友雅は同級生ですが、確かにそれほど関係者の子供ばかりではなかったですね。
佑介 俺が通ってた学校なんて、半分くらいは競馬関係者の子供だったよ。だから、小学校の運動会は、2年に一度は月曜日の開催だった。
大河 ああ、なるほど!
佑介 日曜日だと、競馬関係者は見に来られないからね。そんな環境だったから、競馬に関係のない家の子も自然と競馬に興味を持っちゃうみたいな感じだった。小学生の頃から、とにかくみんな競馬の話ばっかりしていたから(笑)。
熊沢 変な学校だね(笑)。俺なんて