22年は父スクリーンヒーローのウインシャーロットが2着。21年と20年は母父ダイナフォーマーのアンドラステが2着。19年は母父シンボリクリスエスのエスポワールが2着。18年と17年は母父シンボリクリスエスのミスパンテールが連覇。重賞に格上げされてから6年連続で母父ロベルト系が連対をつづけている。中山の芝重賞らしい傾向といえるが、オープン特別時代も16年マジックタイム(母父ブライアンズタイム)、15年シングウィズジョイ(母父シンボリクリスエス)と、母父ロベルト系が勝っている。取り上げた5頭でロベルトをもつのはソーダズリング(母父シンボリクリスエス)。(解説:望田潤)
コナコースト カイルアコナの下で、ロシュフォールやテオドールの姪で、母コナブリュワーズはJRA4勝(芝1200~1400)。母母アンブロワーズは阪神JF2着。牝祖バレークイーンの子孫にはフサイチコンコルドやリンカーンなど活躍馬多数。父キタサンブラックは年度代表馬でイクイノックスやソールオリエンスなどを出し成功。桜花賞は前後半46秒-46秒ぐらいの絶妙な先行で2着に残ったが、走りも気性も母譲りのマイラー資質が強い。中山マイルはピッタリで重賞初Vを狙う。
距離◎ スピード◎ 底力○ コース◎
サーマルウインド アサヒの甥でルフトシュトロームやグランアルマダやアロハリリーのイトコ。