▲昨年はドルチェモアが優勝(c)netkeiba.com
先週の阪神芝は週中降雨の影響なく、路盤の状態は良好。軽めの馬場コンディションで行われた。
メインレースの阪神JFはレースレコードでの決着になったが、以前のレコードだった2019年の阪神JFはレシステンシアが前半からハイペースで飛ばし、そのまま圧勝して記録したもの。今年は前半よりも後半が速くなるペースだったにもかかわらず速いタイムが出たことからも、今の阪神芝は好時計が出やすい路盤だ。
しかし、今週末は天候が崩れそうな予報。金曜から土曜にかけては降雨の可能性が高いため、湿った状態になると先週のような馬場コンディションは維持できないだろう。
路盤は依然として良好なため、当日にまとまった雨量がない限り、極端な悪化はないものの、標準程度の馬場コンディションが想定される。
近年、朝日杯FSはイレギュラーな開催スケジュールによりBコース使用で行われていた。Aコース使用で行われるのは2019年以来。
2017年以降、阪神芝は路盤の状態は年々良化しているが、雨の影響をうけた場合にどのような馬場コンディションになるかを過去から推測するのは難しいが、2018年に近い馬場を想定する。
2018年の朝日杯FSは馬場コンディション「標準」で行われ、トラックバイアスは「内有利・前有利」と判定。
最初のコーナーを4番手以内で通過した馬が3着までを独占。1〜3着馬は全て4枠より内。ただし、前に行った馬がそのまま粘り込むレースパターン状況ではなく、勝ち馬は上がり2位。2着馬は上がり4位だった。
道中からある程度のポジションで流れに乗りつつ、直線でも脚を使える馬を狙いたい。
▲パフォーマンスを上げているオーサムストローク(撮影:下野雄規)
オーサムストロークはデビューからの2戦がどちらも開催後半で重めの馬場コンディションだった札幌芝。二走前、前走と馬場コンディションが軽くなるにつれてパフォーマンスを上げていた。
前走初めての出走になった直線が長いコースも向いていた。二走前は逃げ切り勝ちだったにもかかわらず、抑えがきいてラストも伸びていたのも想定している馬場には向く走法だ。
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