先週の阪神JFで「儲かる軸馬」に該当したアスコリピチェーノは見事に勝利! 朝日杯FSでも最も妙味のある軸馬を探していきます。予想オッズではジャンタルマンタル、ダノンマッキンリー、シュトラウスの三つ巴ムードですが、投資競馬の視点からはどの馬を選ぶべきなのでしょうか。
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)
シュトラウスが大外枠を引いたことでオッズはどうなる?
編集K3(以下、K3) 今週は朝日杯FSです。東京スポーツ杯2歳Sを勝ったシュトラウスが注目されていますが、予想オッズでは3番人気なんですね。
卍 コントロールが難しいと言われている馬なので、本命にはしづらいんでしょうね。
K3 でも、能力が高いのは間違いないじゃないですか。追い切りでも美浦坂路の最速タイの時計(50秒4)を出しましたし。
卍 大外枠を引いたことでオッズがどう動くか? も興味深いですよね。
K3 大外枠で前に壁を作れず引っかかりそうと思うか、大谷翔平選手の背番号と同じだと思うかですね。
卍 確かに、17番ですもんね(笑)。
K3 シュトラウスと予想2番人気ダノンマッキンリーはモーリス産駒なんですけど、ここでモーリスの妙味度についておさらいしておきませんか?
卍 わかりました。モーリスの妙味度はこのようになっています(※画像は電子書籍『中央競馬 妙味度名鑑 2023』のモーリスのページ)。
<特徴>
・芝は買い、ダートは消し
・短距離(1600m以下)は過剰人気傾向で、中距離以上に妙味
・古馬になっても衰えない(現5歳馬も芝で好成績)
・距離短縮は狙える
K3 芝は良いけど、1600m以下は過剰人気しやすいわけですね。
卍 あとは、シュトラウスは距離短縮、ダノンマッキンリーは距離延長なので、このあたりの差がどう出るかでしょうね。
K3 では、これを踏まえて予想していきましょう。
卍 予想1〜5番人気の総合妙味度はこのようになっています。