競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンに日経新春杯出走予定馬の中から5頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
ハーツイストワール美浦・国枝栄 牡8
▲1月3日撮影(c)netkeiba.com
今回は約2カ月ぶりの実戦。明け8歳となるが、意欲的なケイコを施しており馬体のバランスも崩れていない。前腕はボリュームがあり、トモも及第点の丸みを保っている。前走時に比べると緩さがなくなっており、長欠明けを一度使われた効果は十分と見ていいだろう。立ち爪+短くクッションのあるつなぎから、タフな舞台が合うスピード持続型。今の京都は向く。
ハーツコンチェルト美浦・武井亮 牡4
▲1月4日撮影(c)netkeiba.com
日本ダービー3着、菊花賞6着だが、ハーツクライ産駒らしく未完成だったことを踏まえれば足跡は残したと言える。厚みがあり筋肉の繊維が見えないことが多かったが、