▲昨年はソールオリエンスが優勝(撮影:下野雄規)
京成杯は近4年連続で上がり1位が1着。近2年は上がり3位以内が3着までを独占。直線の伸びが重要なレース。
近年は少頭数で行われることが多かったが、今年は16頭が特別登録している。少なくとも14頭立て以上になるだろう。
中山芝の路盤が改修された2015年以降、京成杯が14頭立て以上で行われたのは2015〜2018年と2022年。
この5回で3着内に好走した15頭のうち10頭が最初のコーナーを二桁位置取りで通過。最初のコーナーを3番手以内で通過して3着内に好走した馬は1頭しかいないことからも、多頭数で行われた場合の京成杯は後方からでも届きやすい。
年明けに中山芝2000mの3歳1勝クラスで行われた1月8日の中山6Rも上がり2位以内の1、2着。3着馬が上がり4位、4着馬が上がり3位。
今週も天気予報から降雨の影響をうけなさそうで、先週とは大差ない馬場コンディションが想定される。
レースの傾向に加えて、先週のトラックバイアスからも末脚のしっかりしたタイプが有利だろう。
▲グローリーアテインに期待(撮影:下野雄規)
グローリーアテインの前走はトラックバイアス「 ・前有利」と判定したレース。新馬戦特有の超スローペースで先行馬が恵まれる展開のなかを差し切り勝ち。3着馬は離していて、最後はまだ余力もあり、中身の濃い内容だった。
新馬戦直後の重賞挑戦は追走スピードが要求されて戸惑うケースが多い。ただし、このレースは追走スピードはあまり必要ない。直線で脚を使えれば良いため、割引材料にはならない。
実際、近5年のうち4年で1着馬は前走でトラックバイアス「前有利」もしくは「超前有利」と判定した新馬戦を上がり2位以内で勝っている。
過去の新馬戦から京成杯を勝った馬と比較しても素質は引けを取らない。
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