競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンにきさらぎ賞出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
ヴェロキラプトル栗東・高野友和 牡3

▲1月24日撮影(c)netkeiba.com
1週前追いは、頭の高い走法で追ってフラフラするシーン。ホープフルS時に比べると手綱の持ち方に従順性のアップを感じるが、耳をピンと立てて周囲は少し気にしている。若さを見せながらも攻めの動きはシャープで、今回はあばらをくっきりと見せて体脂肪の少ない姿形。もう少し胸囲の幅は欲しいが、前走とは明確に違うフォルムでどこまでやれるかだろう。
ウォーターリヒト栗東・河内洋 牡3

▲1月24日撮影(c)netkeiba.com
クビ差しは太めで短く、背中の短い姿形。4戦目まではすべて芝二千だったが、距離を2F詰めたシンザン記念で3着は適性がなせる業か。つなぎの短さや回転の速いピッチ走法からは千四がベターか。詰まったローテだが、