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【#38】「ルールを守れない夫に腹が立って仕方ない!」療法士さんたちとのカンファレンスは8割がお菓子の話…?

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  • 2024年01月29日(月) 18時01分
障害ジョッキーの白浜雄造騎手の奥様が、一昨年の夏の落馬から復帰を目指して奮闘する夫と家族のリアルな姿を描く新連載。

前回から入院中に隠れてお菓子を食べる“お菓子問題”が勃発中。雄造騎手は落馬前から嘘が下手なようで、由紀子さんも呆れてしまい…。

療法士さんたちと行った転院後初のカンファレンスでも、ほとんどがお菓子の話で終わり…?

JRAの騎手という立場で入院をさせていただいているにもかかわらず…


 お菓子問題の続きです。夫は今回の落馬前から、バレバレの嘘を吐くことがよくありました。

「小倉開催のときは、木曜日の調教が終わったあと、すぐに小倉に入らないといけない。レースは土曜日なんだけど、もし日曜日に栗東で調教が入らなかったら小倉競馬場でやらないといけないことがあるから…。帰りはいつになるかわからない。月曜日も用事があるかも?」

 などなど(笑)。

 夏の小倉開催の時期、私と子供たちは大阪の実家で過ごすことが多かったので、夫が家にいてもいなくても、私にはわからないことなのですが。そして、同じ競馬業界で働いている私は、フリーの騎手が開催日に競馬場でやることはひとつもないと知っています。こんな感じで夫の嘘は昔からバレバレ(笑)。

 コレステロールの値が高いなど、事ある毎に病院から頻繁に連絡があり、その度に電話口で謝罪をし、夫には「できればお菓子を控えてほしい。それが難しいなら決められた分量だけを食べるように」と伝えました。

 お菓子にまつわることでは、医師や看護師さんへ直接謝罪をしに病院に行かなければならない出来事があったり、とにかくお菓子問題で時間を取られることが多く、病院や私に迷惑を掛けてまでお菓子を食べることをやめない夫に呆れ、顔を見るのも話をするのも嫌になったこともありました。

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1981年9月9日生まれ。2015年に障害騎手の白浜雄造と結婚。1男1女をもうける。結婚前は四位洋文調教師や福永祐一調教師(両名、当時騎手)らが所属していたマネージメント会社にてマネージャーを務め、TV番組収録やイベント等、様々な現場で騎手をサポート。福永調教師の引退までの16年間はバレット業務も兼任。福永厩舎開業後は経理兼秘書業務を担当予定。現在はオンラインサロン「福永祐一 競走馬研究所」の運営スタッフを務める傍らフリーランスとして活動中。新たな目標のアイシングクッキー講師としても活動すべく準備中。(旧姓は坪田、また戸籍上の表記は幸子)

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