
5番人気と8番人気の馬連を○◎で的中!
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちが、自身の高配当馬券を元に的中を振り返る「予想の頭脳」。今回取りあげるのは、昨年の年間回収率No.1予想家「希咲花奈」氏。波乱となった一戦を、どのようなアプローチで攻略したのか……。本人自ら綴っていただきました!
今回の「予想の頭脳」を担当する希咲花奈です。
昨年11月に俺プロから公認予想家としてデビューし12月28日阪神12RカウントダウンSでは86万円馬券の的中、2023年は回収率164%のプラス収支で終わることが出来ました。
最近では1月14日の中山9RサンライズSで32万円の高配当馬券を的中出来たのでこのレースついてどのような予想をして的中できたかを皆様に解説したいと思います。
基本的な予想スタイルはコース形態・メンバー構成・馬柱をみて総合的に判断、オッズと照らし合わせて過小評価されている馬を見つけて馬券を組んでいきます。
サンライズSは中山芝1200m3勝クラス。中山の芝1200mは坂の頂上2コーナー奥からスタートして最初のコーナーまでは275mと短く先行争いは内枠が有利。3コーナーまで約400mの下り坂で加速していき最後の直線に向かいます。
ゴール前は上り坂があり直線は短いコースになります。今回のメンバー構成は先行馬が多く、先行争いは激しくなると予想しました。
そうなると差し追い込みも決まりやすくなるので追い込み馬のユキノファラオを本命に差し馬のアネゴハダを対抗に予想を組んでいきました。
当日の予想に載せた見解は「◎ユキノファラオ 前走同条件の中山芝1200m3勝クラスでは最後方で直線外を回って勝ち馬と0.2秒差で5着と着順以上の強い内容でした。この時の走りなら上位争いは必至とみています」というもの。

当日の予想に載せた見解
ユキノファラオは8枠14番の一番外の枠に入り、追い込み馬の脚質的にも有利な枠です。片側に馬がいないので不利も受けづらく隣の13番センタースリールの前走は逃げの競馬をしていて脚質は違うのでスムーズに位置をとれると考えられます。
そして見解にも書いていますが、前走は直線で外を回すロスがありながらも勝ち馬と0.2秒差で5着という競馬をしていたのでここでも通用するレベルだと考え、今回の単勝オッズ24.8倍8番人気なら過小評価されているので妙味があり本命にしました。
アネゴハダは3枠3番に入り、先ほど述べたように最初のコーナーまで短いので内枠はポジションが取りやすいコース。両隣の2番スピードオブライトは先行馬、4番シュアーヴアリアは追い込み馬で両隣に同脚質がいないのでスムーズな競馬が出来ると考えました。
そして前走は外枠に入り終始外を回っての8着です。2走前で3勝クラスは2着に好走しているので3着以内に入る可能性はあるとみて対抗することにしました。
◎ユキノファラオ(8人気)
〇アネゴハダ(5人気)
▲スピードオブライト(1人気)
△ミルトクレイモー(2人気)
☆イルクオーレ(4人気)
基本的に馬券は的中率よりも回収率を上げられるように考えて組んでいます。
◎の単勝、◎〇の馬連ワイド、オッズによっては▲△まで3連単を入れる事もありますが今回は▲1人気△2人気で◎と〇でも回収率が見込めるので3連単は買い目にいれず勝負した結果、払い戻し金額38万4900円の的中に成功しました!
今回の高配当の馬券を的中できた事は嬉しいですが、予想を参考に的中したり回収率が上がったと言っていただける事がとても嬉しく励みになっています。
これまで以上の高配当の馬券を的中させて皆様の馬券のお役に立てられるようにこれからも頑張ります!
(希咲花奈)
今回解説の予想結果は
こちら。