競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンに共同通信杯出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
ショーマンフリート美浦・手塚貴久 牡3
▲1月31日撮影(c)netkeiba
父スワーヴリチャードに良く似た背中のラインと長さ。これまで2戦はマイルを使われてきたが、距離はあっていいタイプなのでは。シンザン記念は正月明けの変則日程で18キロ増。反応が鈍く5着と敗れたので、距離を延ばしての叩き2戦目なら激変もあり得る。腰高で臀部の膨らみが物足りず本格化は先でも、全体のシルエットは格好良く一流馬に育ちそうな雰囲気。皮膚を薄く見せるようになり明らかに前回を上回る仕上げだ。
エコロヴァルツ栗東・牧浦充徳 牡3
▲2月1日撮影(c)netkeiba
脚長で完歩が大きく、ゆったりと走れる距離の方がパフォーマンスは良くなるはず。しんがり一気で2着に追い込んだ朝日杯FSは高い身体能力の表れだろう。余分な脂肪がなく前走時と同様の仕上がり。