▲手術のために一時帰国するもまさかの見送りに。その訳とは…(撮影:桂伸也)
年始の3日間開催を終え、鎖骨の手術を受けるためイタリアに一時帰国していたミルコ騎手。ところが検査の結果、手術は見送ることに。
「サッカー選手を全員診ているくらい世界的に有名な先生」というイタリアの名医は、なぜ見送りの決断を下したのでしょうか。「あなたの身体は今、全体的にはすごくいい状態だけど…」と、告げられた言葉にミルコ騎手も思わずたじたじ!?
(取材・構成=森カオル)
検査だけで2カ月待ちの人気の病院「待った甲斐がありました」
──1月末に帰国して、予定通り先週から競馬に復帰。結局、手術はしないことになったそうですね。
ミルコ そうなの。レントゲンとかMRIとかいろいろ検査をして、前に手術をしてくれた先生に診てもらったんだけど、「手術は必要ないです」って言われて。
──ということは、鎖骨はグルグルしたまま?
ミルコ そう、グルグルしたまま(笑)。左右の肩のバランスが悪くなっている話もしたんだけど、「あなた、子供をずっと右腕で抱っこしているから、ちょっと姿勢が悪くなってる」って。巻き肩、っていうの? 右肩がちょっと前に出てるって言われた。で、「あなた、最近運動してないでしょ? 筋肉が少ない」だって!
──えー! ミルコさん、めっちゃトレーニングしているのに…。
ミルコ めっちゃやってる! でも足りないって。日本で病院に行ったときは、