23年〜21年は阪神内1400で行われたが、今年は京都外1400で行われる京都牝馬S。京都外1400で行われた近3年(20〜18年)の結果を振り返ると、メイショウグロッケ(20年13人気3着)、リナーテ(19年7人気2着)、エスティタート(18年5人気3着)と、プリンスリーギフトの血を引く馬が穴をあけている。京都外回りらしい結果といえるが、取り上げた5頭でプリンスリーギフトの血を引くのはテンハッピーローズだけ。(解説:望田潤)
ウインシャーロット グットディールの甥で、母マリアヴェロニカはJRA2勝。牝祖ラスティックベルからはクロノジェネシス、ノームコア、フサイチリシャールなどが出る。父スクリーンヒーローはジャパンC勝ち馬でモーリス、ゴールドアクター、ウインマリリンなどの父。母父ジャングルポケットからハイペリオン的粘着力も受け継ぎ、牝系のスピードで先行して相手ナリにしぶとい。昨年は逃げてハナ差2着だったが、後駆がロベルト的なので京都外より阪神内がベターだろう。
距離◎ スピード◎ 底力○ コース○
ソーダズリング マジックキャッスル、ソーヴァリアント、ソーグリッタリングの3/4妹で、母ソーマジックはアネモネSに勝ち桜花賞3着。