競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンに弥生賞出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
シュバルツクーゲル美浦・鹿戸雄一 牡3
▲2月20日撮影(c)netkeiba
脚が長く胴体は薄手でシャープなシルエット。仕上がりが早く前向きな性格との印象だが、昨秋とは馬体が違いひと締まりが足りない姿での撮影となっている。まだ強いケイコを課せられないようで、筋肉量もこれから増えてくるイメージ。競馬向きの性格を生かした立ち回りから、現状の態勢でどこまで頑張れるかだ。
トロヴァトーレ美浦・鹿戸雄一 牡3
▲2月20日撮影(c)netkeiba
新馬-葉牡丹賞と中山芝2000m戦を2連勝。ともに上がり3F33秒台の脚を繰り出して圧勝し、レイデオロ産駒期待の1頭だ。胸と尻の立体感があって胴体の短い体形。前肢の出方は若干窮屈だが、背中の使い方が柔軟で後肢のキック力はかなり強い。顔つきが良く堂々とした立ち姿とハリ感抜群の肌。体調面も申し分なく写る。
シリウスコルト美浦・宗像義忠 牡3
▲2月21日撮影(c)netkeiba
新馬戦448キロから1戦ごとに馬体を増やし、ホープフルSが480キロ。