競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンに金鯱賞出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
ドゥレッツァ美浦・尾関知人 牡4
▲2月28日撮影(c)netkeiba
菊花賞勝ち以来。毛づやが冴えて見栄えのする馬だが、帰厩後の調教の質+動きに少し物足りなさがあり、臀部のボリュームは昨秋には及ばず。前走の方が後肢の支え方に力強さがあったように感じさせる。背中が詰まって丸っこい馬体、回転力のあるフォームから見た目のベストは中距離戦。GIに向けての叩き台ではあるが、仕上げの強度はもう少し上げていきたい。
ハヤヤッコ美浦・国枝栄 牡8
▲2月28日撮影(c)netkeiba
ズブイところがあってケイコはいつも地味。性格的にもつかみ所の難しい馬だが、体調の変動は少なく休み明けでもしっかりと体を作ってくる傾向。