スマートフォン版へ

【金鯱賞予想】金鯱賞の一貫したトラックバイアス

  • 2024年03月05日(火) 18時00分
馬場虎太郎

▲昨年はプログノーシスが優勝(撮影:高橋正和)


 今週から1回中京開催が開幕。例年は2回開催になるが、今年は阪神競馬場の改修工事に伴い、イレギュラーなスケジュールになっている。年明けの開催がなかったため、昨年末から約3ヶ月の間隔をあけての開催だ。今週末は天気予報も問題なさそうなので、軽めの馬場コンディションで行われるだろう。

 金鯱賞は2020年以降、4年連続でトラックバイアス「前有利」のレース。

 過去4年は走破時計も馬場コンディションも異なっている。それでも、毎年一貫して「前有利」だ。3着内に好走した12頭のうち9頭が最初のコーナーを5番手以内で通過。逃げた馬が毎年3着内に好走している。馬場状態に関わらず、先行馬が恵まれやすい。

馬場虎太郎

▲今週の推奨馬はヤマニンサルバム(撮影:高橋正和)


 ヤマニンサルバムの前走中日新聞杯はトラックバイアス「 ・超差し有利」。この馬以外で最初のコーナーを5番手以内で通過した馬は10着以下に凡走した。先行馬が厳しい状況のなかで勝ちきっているのは、能力が抜けていたから。

 今回は他に先行馬が少なく、想定される馬場状況とレース傾向からも前走よりは明らかに楽。相手は強化されるが、トラックバイアスを加味した能力比較ではここでも通用する。

 殿堂入り予想家となった馬場虎太郎の弥生賞の予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング