▲昨年はファストフォースが優勝(c)netkeiba
近3年、中京は年明け1月から2月にかけても1回開催が行われていたが、今年は年明けの開催がなく今月が1回開催。
開催間隔が約3ヶ月あいたことで路盤の状態は例年に比べても良好。今開催は軽めの馬場コンディションで行われてきた。
しかし、今週末は雨予報。開催を通してBコースを使用して馬場のダメージはある。加えて、雨のなかでの開催となれば、重めの馬場コンディションは避けられない。
高松宮記念は2020年以降、4回連続でJRAの馬場発表が「重〜不良」。雨の影響が大きい馬場コンディションで行われている。今年も例年通り雨の影響を受けた馬場になりそうだ。
ただし、雨の影響度合いは年によって異なっている。2020年と2022年は当日までの雨量が多く、2021年と2023年は当日開催中の雨量が多かった。トラックバイアスの傾向も大きく変わっている。
当日までの雨量が多かった2020年と2022年の2回では内を通った馬や先行馬が恵まれた。一方、開催中も雨が降っていた2021年と2023年は外枠や後方待機馬が恵まれてる。
現段階では、週末に雨は降りそうだが、開催中に降るかは読みにくい。枠順もわからないので、当日の天気、枠順を加味した
最終予想はウマい馬券で公開する。
現段階では、トラックバイアスの不利を受けながらも強い競馬をした馬、タフな馬場に適性のある馬を注目馬に取り上げる。
▲今週の推奨馬のルガル(c)netkeiba
ルガルの前走シルクロードステークスはトラックバイアス「外有利・差し有利」
京都芝内回り1200mは坂を上るコース構造。路盤の状態が良くなかった当時の京都芝の馬場で最初の3ハロン通過33秒4は明らかにオーバーペース。
この馬以外で最初のコーナーを5番手以内で通過した馬が軒並み10着以下に惨敗するなか、2枠から2番手を追走。楽な手応えで抜け出して圧勝した。10着以内に入った馬のうち8頭が5枠より外だった。外枠も恵まれていた。外枠の先行馬が不利なバイアスでの圧勝は高いパフォーマンス。
ただし、開催中に雨が降っていた2021年や2023年のような馬場になると外差しが有利になるのでルガルは不利。2020年は重馬場発表でも乾きが進んできていて、馬場コンディションは「標準」と判定した。当時のような状態であれば、能力を発揮できるだろう。
殿堂入り予想家となった馬場虎太郎のて高松宮記念の予想はレース当日までにウマい馬券で公開!