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【特別インタビュー】思い描いた通りの競馬だった──ペプチドナイルと制したフェブラリーSを回顧/前編

  • 2024年03月20日(水) 18時02分
with佑

▲GI・フェブラリーS制覇を記念して単独インタビューを実施!(撮影:桂伸也)


去る2月18日、東京競馬場で行われたGI・フェブラリーS。このレースを制したのはペプチドナイルと藤岡佑介騎手のコンビでした。それを記念して単独インタビューを緊急実施!

インタビュー前編の今回は、鞍上の佑介騎手にとっては約6年ぶり、管理する武英智調教師にとっては初のGI制覇となったメモリアルな一戦を佑介騎手自ら徹底回顧します。

「全て思い描いた通りの展開になった」と語るほど事前に綿密なイメージができていたという佑介騎手。イメージの全貌やレース中の思惑とは──。

(取材・構成=不破由妃子)

「めっちゃ並びよくない?」完璧だった事前準備


──先のフェブラリーSでは、ペプチドナイルとのコンビでGI・2勝目を挙げられました。改めまして、おめでとうございます。

佑介 ありがとうございます。

──GI初勝利となったNHKマイルCは、武豊騎手の騎乗停止による急遽の乗り替わりでしたが、今回は過程を共にしてきた馬での勝利。やはり味わいが違いましたか?

佑介 そうですね。しかも、けっこう手応えを持って臨んだ一戦で、思い描いていた通りの競馬になって。充実感がありましたね。

──スタートしてからの並びも、想定していた通りだったとか。

佑介 枠順が出た時点で「いい並びになったな」と思って、英くん(武英智調教師)にもすぐ「めっちゃ並びよくない?」ってLINEを送ったんです。揉まれたくない馬なので

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JRAジョッキーの藤岡佑介がホスト役となり、騎手仲間や調教師、厩舎スタッフなど、ホースマンの本音に斬り込む対談企画。関係者からの人望も厚い藤岡佑介が、毎月ゲストの素顔や新たな一面をグイグイ引き出し、“ここでしか読めない”深い競馬トークを繰り広げます。

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1986年3月17日、滋賀県生まれ。父・健一はJRAの調教師、弟・康太もJRAジョッキーという競馬一家。2004年にデビュー。同期は川田将雅、吉田隼人、津村明秀ら。同年に35勝を挙げJRA賞最多勝利新人騎手を獲得。2005年、アズマサンダースで京都牝馬Sを勝利し重賞初制覇。2013年の長期フランス遠征で、海外初勝利をマーク。2018年には、ケイアイノーテックでNHKマイルCに勝利。GI初制覇を飾った。

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