競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンにフローラステークス出走予定馬の中から5頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
クリスマスパレード美浦・加藤士津八 牝3

▲4月10日撮影(c)netkeiba
トモ高で前後のバランスを見ると成長の余地を残す雰囲気だが、新馬-水仙賞を連勝と高い身体能力を持った1頭。見栄えのするキタサンブラック産駒で体高があり、背中のラインもゆったりとしているのでいかにも長い距離が向く形をしている。中間の調整も順調で、柔軟でハリ感のある筋肉を誇示。開幕週の東京ならばこれまでの先行するスタイルが大きな武器となりそうだ。
アドマイヤベル美浦・加藤征弘 牝3

▲4月11日撮影(c)netkeiba
新潟外回りの新馬戦で抜群の末脚を発揮したがその後は善戦止まり。頭の高いフォームで瞬時の加速には欠け、持続力のある末脚が持ち味となるタイプだろう。