【オークス予想】距離ギャップが大きい“一冠目桜花賞→二冠目オークス”の連続好走は至難の業(まずは桜花賞好走馬という時点で疑いの目で見るべき)
桜花賞とオークスの連続好走を成し遂げた馬は後の名牝級の超活躍馬ばかり
このオークスに出走する牝馬にとって距離2400mというのは、後にも先にもほぼ経験することがない過酷で長すぎる距離に分類できます。その上、前走までに距離1600m近辺の速い流れのレースを使われてきた出走馬が大半を占めており、それらの馬が一気の距離延長でも距離に適したペースを刻むのは容易ではないために、長距離にしてはペースが流れやすくて“脱落戦(バテ合い)”になりがちです。そこで好走に至るためには、確かな地力と長距離をこなせるスタミナが備わっている必要があります。
特に雨が降って馬場が渋るとなると更に拍車がかかり、21世紀のオークスで渋化馬場or雨中競馬だったのは04年08年10年11年の4回でしたが、3番人気以内に支持された馬で3着内好走したのは僅か2頭のみで、これまで行われてきた短中距離での実績が全くアテにならない決着となっていました(スピード勝負になりがちな桜花賞上位組よりも桜花賞凡走組と別路線組に軍配が上がる)。
来週月曜~火曜にかけて雨予報が出ているだけに、もしそれがズレて日曜に雨が降った場合には上述の通りの“思い切った”狙い方をすべきです。
そして、