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▲昨年はリバティアイランドが優勝(撮影:下野雄規)
過去10年のオークスは、一貫して馬場コンディション「稍軽い〜軽い」の間で行われている。軽い馬場で行われるため、オークスは末脚を発揮しやすい。オークスは末脚の要求度が高いレース。
勝ち馬10頭のうち7頭が上がり1位。連対した20頭のうち19頭が上がり5位以内。3着内に好走した30頭のなかで上がり6位以下だった馬は4頭しかいない。
2021年以降は上がり5位以内が1〜3着までを独占。昨年は上がり3位以内がそのまま3着までを占めた。
逆に先行馬は不利。2019年、2022年はトラックバイアスは「 ・超差し有利」と判定。
近年になるほどその傾向は顕著で、2019年以降では3番人気以内で最初のコーナーを3番手以内で通過した馬が4頭。2019年コントラチェック、2020年のクラヴァシュドール、2021年のソダシ、2022年のアートハウス。全て7着以下に凡走している。
路盤の状態としても例年と比較して大差ないため、今年のオークスも当日がまとまった雨のなかでの開催とならない限りは「稍軽い〜軽い」の馬場コンディションで行われる。今週金曜から日曜にかけての天気予報から、今年も後方待機馬を狙いたい。
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▲ライトバックに期待したい(撮影:下野雄規)
ライトバックの前走は桜花賞でほぼ最後方付近を追走して上がり最速を記録。
昨年のオークスでも桜花賞の前半では最後方にいたドゥーラが15番人気の超人気ながら3着に好走。ライトバックの桜花賞とは位置取りだけでなく、道中の追走ペースも近い。
ドゥーラに比べると実力が遥かに上なのは明らか。今年は昨年のリバティアイランドほど抜けた馬もいない。好勝負が期待できる。
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