オークスの注目馬たち
先週のヴィクトリアマイルは、最終的にルージュリナージュを本命に挙げ、2番手をマスクトディーヴァに。
その背景には、ペースが速くなると思ったことに加え、広いコース向き&外目の枠に入ったルージュリナージュにも十二分にチャンスがあると思い…。
ただスタートは遅い時があるので、その点が懸念材料ではありましたが、終わってみれば、そのスタートが…。しかも上りはメンバー最速。競馬にタラレバは禁物ですが、スタートが五分ならば…と涙。
そしてこれまたタラレバですが、結果、もう1頭、ペースが速くなること&左周り&外目の枠、広いコースを好材料とする馬がいたのです。テンハッピーローズ。
しかも1週前の追いきりの動きは素晴らしかった。ただ当週は頭をあげての難しさ。
3連複の軸をマスクにしただけに、相手に入れておくべきだったと後悔でした。この教訓を忘れないようにしなければ。
しかしながら騎手生活21年目、津村騎手、本当に良かったなぁ…と涙の騎手インタビューに、こちらまでジ〜ンときてしまいました。
さぁ東京競馬での連続GI開催も残すところ、あと3週。今週は3歳牝馬の戦いオークス。
中心格は二冠制覇のかかるステレンボッシュでしょう。もともとマイルは忙しい印象の中で勝利。しかも2着のアスコリピチェーノとの枠を考えると、初コンビとなるモレイラ騎手が立ち回りの巧さを見せての内容。
また当日の体重からも分かるように、まだ体的には寂しく映るというか、これからに思えました。条件的に、今回はプラス材料が多いゆえ、大崩れはないように思えます。
相手ですが、桜花賞3着馬のライトバックは、当日のテンション次第な気がしています。と言うのも、桜花賞では切れ味的な妙味から注目馬として挙げましたが、返し馬からポケット地点に至るまで坂井騎手が神経を使っての誘導。今回はスタンド前に加え距離延長と容易ではなく、そこが1つポイントとなりそうな気がしていますが、切れ味は素晴らしいので、当日のテンション次第だと思っています。同じような視点で言えば、スウィープフィートもそう。このあたりは展開&前半の折り合い次第なところもあると思います。
よって、相手は枠も考慮し、もう少し考えたいと思いますが、展開に左右されにくいという意味ではアドマイヤベルやチェルヴィニア。また立ち回りの巧さが武器となるミアネーロは、1番枠はプラスに働くと思えます。
最終結論は、日曜午後3時「みんなのKEIBA」で。それでは皆さん、ステキな日曜日を。ホソジュンでしたぁ。