香港からG17勝の大物、ロマンチックウォリアーが参戦! 厩舎は高松宮記念で3着に好走したビクターザウィナーのシャム厩舎だけあって、勝算を持っていることでしょう。軸にすべきは香港馬か日本馬か!? 馬券裁判男こと卍氏が開発した美味しさ指数「妙味度」を使って占っていきます。
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)
香港馬の妙味度はどうなる?
編集K3(以下、K3) 今週は安田記念です。ソングライン、シュネルマイスター、ソダシが引退して、今年はメンバーがそろわないかなと思っていたら、香港のトップホース2頭が参戦することになりました。
卍 ロマンチックウォリアーは中距離G1を7勝している馬で、現在G14連勝中ですね。マイルを使うのは1年4か月ぶりですが、マイルでもG12着の実績があるんですね。
K3 ヴォイッジバブルは香港のマイルG1勝ち馬で、昨年の香港マイルではナミュール、ソウルラッシュ、セリフォスに先着しています。
卍 こんなにすごい馬が参戦するのは珍しいですね。
K3 ただ、香港馬に関しては妙味度が出ないですよね?
卍 2頭の騎手・種牡馬・厩舎すべて、妙味度の集計期間である2019-2023年の間に出走がありませんでしたからね。総合妙味度は平均値の100とします。
K3 「儲かる軸馬」は予想1-3番人気のなかで最も総合妙味度が高い馬にするルールなので、ソウルラッシュとセリフォスの総合妙味度が100未満のときだけロマンチックウォリアーが「儲かる軸馬」になるわけですね。
卍 そうなります。
K3 では、さっそく総合妙味度を見ていきましょう。
卍 はい。予想1-5番人気の総合妙味度はこのようになっています。