【エプソムC予想】開催終盤&梅雨時期で見え見えの外伸び馬場だからこそ…逃げ&番手馬の出番
近8年中4年で逃げ馬が穴激走&同じく近8年中4年で番手馬(2番手追走馬)も穴激走
春の東京開催は今週末を含めて残り3週を残していますが、芝の重賞レースに限って見ればこのエプソムCが最後に行われるレースとなります。
一つ前の週まで5週連続で芝GIレースが行われた後の開催終盤で荒れた馬場状態になっているのと、梅雨時期で馬場悪化を助長する降雨に見舞われやすいこともあり、2016年以降は毎年の様にこのエプソムC週(3回東京3〜4日目)から本格的な外有利馬場(内目よりも外目の方が伸びやすい馬場)になる傾向が認められます。
特に20年秋以降の東京芝は開幕週の時点から、以前までの様に「内有利」&「先行有利」の馬場にはならずに、そもそもの下地が「どちらかと言えば外有利」&「どちらかと言えば差し有利」の馬場になっていますので、それらが掛け合わされることで以前にも増して「外有利」&「差し有利」の度合いが強まっています。
ただし、分かる人にしか分からない目には見えない程度のステルスバイアスについては、それが競走結果にダイレクトに反映されるものですが、逆に誰しもが一目で分かる程の極端なバイアスに関しては、“揺り戻し”という現象も往々にして起きます。
その典型がダービーデーの最終レースに設定されている目黒記念で、