
▲昨年はジャスティンカフェが優勝(撮影:小金井邦祥)
先週の東京は週中から雨量が多かったが、土曜午前中の時点で芝は「軽い」馬場コンディション。
日曜は未明から降雨があり、一旦はあがったものの、午後からは雨が降り続くなかでの開催。芝の馬場コンディションは6Rまでが「稍軽い」、7R以降が「標準」の馬場状態。多少の雨では、水捌けが抜群に良いため、路盤は悪化しない。路盤の状態も良好だった。
しかし、長い連続開催の後半でCコース使用も今週で3週目。先週日曜が雨のなかでの開催となったダメージはある。路盤の傷みが進行して走りづらい馬場コンディションになりそうだ。
路盤が痛むと、馬場のグリップ性が落ちるため末脚を発揮しにくくなる。差し馬が脚を使えないので、先行馬が残る。
エプソムCも例年、馬場が痛んで差し馬が走りにくくなり、先行馬が残る。2019年以降の5回のうち、最初のコーナーを4番手以内で通過した馬が3着内に2頭以上好走した年が4回。前残りのレースだ。
現時点では過去のレース傾向も重視して、先行馬を推奨する。

▲セルバーグに期待したい(c)netkeiba
セルバーグの前走新潟大賞典はトラックバイアス「超外有利・前有利」
当日の新潟芝は外枠が圧倒的に有利な馬場。3着内に好走した18頭のうち10頭が7枠より外。3枠より内から3着内に好走したのは1頭しかいなかったように、内枠は超不利。
この日の3枠より内から唯一3着内に好走したのはヨーホーレイク。相当に不利な状況のなかで実力を示しただけあって、次走では順当に重賞を勝利した。この馬も内枠だったことも影響したのか、ゲートで躓いたことで本来のレースが出来ていない。参考外の一戦だ。
今回想定されるレース傾向を前提として、スムーズに先行できるようなら巻き返すだろう。
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