▲「みんなのKEIBA」など競馬メディアで活躍を続ける細江純子さん(撮影:福井麻衣子)
ホース・コラボレーターとして「みんなのKEIBA」などに出演。パドック診断が好評な細江純子さんに宝塚記念出走予定の有力馬10頭の馬体診断を行っていただきました。
ジャスティンパレス栗東・杉山晴紀 牡5
▲6月13日撮影(c)netkeiba
年齢的な成長もあるのでしょう。以前は少しトモ高に映りましたが、その点が解消され、前後のバランスが良くなっています。また季節的にも暖かくなってきたこともあり、有馬記念時よりもスッキリとしたボディーラインに映ります。とは言え、若い頃のように華奢に見せるのではなく、付くべきところに筋肉がついてのメリハリ感。また本質的に輸送競馬でない方が良い点に加え、体型的な面から直線の長いコース向きに感じるので、中山コースから京都外回りは、プラスと思えます。
シュトルーヴェ美浦・堀宣行 セ5
▲6月12日撮影(c)netkeiba
体付きに関しても、性格においても、走りの内容においても、遊びながらというか、真剣になっていないように感じ、逆を言えば、まだまだ底をみせていないようにも思える馬です。体全体としては、重心が低く、切れというよりは持久力に強い作り。状態面においては、3連勝できていますが、1番良く映った目黒記念とその次によく見せた日経賞の間ぐらいに思えます。4走前の夏の新潟時が、トモが頼りなくコジンマリとして見せていたことから、ひょっとすると暑さに弱いタイプな気もするので、当日のパドックでは、自我をだし、やんちゃそうに見せるぐらいの雰囲気だと良いように思えます。
ソールオリエンス美浦・手塚貴久 牡4
▲6月12日撮影(c)netkeiba
今まで見てきた中で、1番の筋肉量を感じる体付きになっています。もともとがオトコ馬にしては華奢なタイプで、若駒の時は素質だけで走っている印象でしたが、4歳を迎えた今春、一回り以上体を大きく見せ、肩回りとトモのボリューム感が増しています。また明らかに大阪杯時よりもパンプアップしており、体幹がしっかりとした印象。近走、この馬の強さが感じられないレースが続いていますが、今年は阪神の内回りではなく京都の外回りという、この馬にとって好条件となりますし、今回のこの体で走らなければ、今後厳しいと思える仕上がりに映ります。よって、個人的には変化ある走りが期待できると見ます。
ディープボンド栗東・大久保龍志 牡7
▲6月12日撮影(c)netkeiba
1番良い頃と比べてしまうと、