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【宝塚記念予想】京都芝2200mの宝塚記念は欧州型血統が走りやすい

  • 2024年06月21日(金) 19時00分
今週末は宝塚記念!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る

サンデー系×欧州型の配合に注目


 昨年新装された京都芝コースで宝塚記念と同コースで行われたのは4レース。いずれも勝ち馬はディープインパクトを持つ馬。父と母父が欧州型か大系統ノーザンダンサー系の馬(血統ビームオリジナルの血統系統、国別血統タイプはスマート出馬表で無料公開中)。

 昨年の京都新聞杯を勝ったサトノグランツは父がディープ系のサトノダイヤモンド。母父オラトリオは大系統ノーザンダンサー系で欧州型。2着ダノントルネードは父がハーツクライ。ディープインパクトと同じ大系統サンデー系。母父マンハッタンレインは欧州型で大系統ノーザンダンサー系。

 エリザベス女王杯の勝ち馬ブレイディヴェーグは父父キングカメハメハが欧州型。母父はディープインパクト。2着ルージュエヴァイユは父ジャスタウェイが大系統サンデー系。母父は大系統ノーザンダンサー系で欧州型のフランケル。

 京都記念は勝ち馬のプラダリアがディープインパクト産駒。母父クロフネはノーザンダンサー系。2着ベラジオオペラは父が欧州型のロードカナロア。母父ハービンジャーは大系統ノーザンダンサー系で欧州型。

 今年の京都新聞杯は勝ち馬のジューンテイクが父キズナ。ディープ系。母父シンボリクリスエスは欧州型。2着のウエストナウも父がキズナ。母父は欧州型ノーザンダンサー系のフランケル。

 サンデーサイレンスは、世界屈指の直線トップスピードを強化する血統。

 欧州型血統は、欧州の競馬を見てもわかるように、タメにタメるほど、解放した際に最高出力を引き出せる特色を選別された血統です(なお、欧州血統と逆方向の性質を持つ米国血統は、これも競馬を見ればわかるように、タメる競馬とは相反する性質を持つ全体スピードが問われる競馬に強い血統が選別され続けています)。

 日曜は重い芝になることも想定されますが、重い芝になるほど道中でエネルギーをタメることと、減速しない馬力が問われますので、欧州を強化された血統は余計に走りやすくなるはず。京都芝2200mの傾向通りサンデーに欧州型を強化された馬が走りやすいでしょう。

 ジャスティンパレスは父がディープインパクト。母父は欧州型。欧州血統の緩さが出ているタイプで、古馬になって力をつける血統。加えてゴール前が上り坂の阪神、中山よりも直線が平坦の京都向き。近走以上に向く舞台。

 ソールオリエンスは父がキタサンブラック。その父ブラックタイドは当コースも特に強いディープインパクトの全兄。タフな馬場の非根幹距離も得意な種牡馬。母父は欧州型ノーザンダンサー系のモチベーター。タイトルホルダーの母父でもあるように日本のGIでも通用するスケールと適性を強化する母父。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の宝塚記念予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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