競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンに北九州記念出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
エイシンスポッター栗東・吉村圭司 牡5
▲6月20日撮影(c)netkeiba
前走は約1年ぶりの美酒に酔ったが、全6勝中5勝が5〜9月と気温が高い時期に集中している。ただこの時期は目の周りが黒くなり暑さに強いというわけではなさそうだが、新陳代謝が良く余分な脂肪が付かないことでパフォーマンスが上がっている印象を受ける。今回もあばらを見せ、前腕と後肢のボリュームは満点。ポージングも決まっており好状態をキープ。
サーマルウインド美浦・奥村武 牝5
▲6月20日撮影(c)netkeiba
全5勝のうち3勝が渋化馬場だが、前走は好時計決着の2着。短いつなぎや回転の速い突っ張った走法から、馬場を問わずスプリント適性は高いと判断していい。