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【ラジオNIKKEI賞予想】ラジオNIKKEI賞は先行有利のトラックバイアス

  • 2024年06月25日(火) 18時00分
馬場虎太郎

▲昨年はエルトンバローズが優勝(撮影:下野雄規)


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 近年のラジオNIKKEI賞は先行有利のレースが多い。

 2020年以降、連対した8頭のうち6頭が最初のコーナーを4番手以内で通過。6番人気以下で3着内に好走した5頭は全て最初のコーナーを3番手以内で通過していた。

 2020年はバビットが8番人気で1着。2021年はノースブリッジが7番人気で3着。2022年はショウナンマグマが8番人気で2着。逃げた馬が人気薄で好走していることからも、先行馬が恵まれていると分かる。

 2019年のトラックバイアスは「外有利・差し有利」と判定。この年は当日の雨量が多く、重い馬場コンディションで行われた。1着馬、3着馬は最初のコーナーを二桁位置取りで通過。1着馬と3着馬に加えて、13番人気の5着馬もは7枠より外から最初のコーナーを二桁位置取りで通過したように後方位置取り馬と外枠が恵まれており、近年のなかでは特殊な馬場だった。

 現時点の天気予報からは、特殊な馬場にはならなそう。例年通りの先行有利の決着パターンを想定する。先行馬を狙いたい。

馬場虎太郎

▲セットアップに期待したい(撮影:山中博喜)



 セットアップの前走は海外でダートのレース。大敗してしまったが、今回へ向けては参考外。

 2走前の朝日杯FSはトラックバイアス「 ・差し有利」と判定。後方待機馬が恵まれたレース。自身にとっても結果的にオーバーペースでの先行となり、厳しい状況。直線で速い脚を使うのが苦手なタイプでもあるので、近2走は直線が長いコースだった点も分が悪かった。

 今回は直線が短いコース。他にも先行馬が多いメンバー構成となっているが、他馬と比較して近2走で激しい流れのレースを走ってきているので、ポジションは楽にとれる。先行有利が想定される状況からも、巻き返しに期待する。

 殿堂入り予想家となった馬場虎太郎のラジオNIKKEI賞の予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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