七夕賞は良馬場だとディープインパクトの血が強い。23年は1着セイウンハーデス(父シルバーステート)2着ククナ(母父ディープインパクト)、22年は1着エヒト(母父ディープインパクト)2着ヒートオンビート(母父ディープインパクト)、ともにディープインパクトの孫のワンツーだった。取り上げたなかでディープインパクトの血を引くのはセイウンプラチナとレッドラディエンス。ただ今年は梅雨入りが遅い。馬場が渋った21年と20年は、馬券に絡んだ6頭のうち5頭が父キングマンボ系(キングズベスト×2、ローズキングダム、キングカメハメハ、ルーラーシップ)だったことも頭に。
キングズパレス リバティハイツの全弟でランドオブリバティの半弟で、仏2000ギニー馬メイクビリーヴの甥。母ドバウィハイツはイエローリボンS(米G1・芝10F)とゲイムリーS(米G1・芝9F)に勝った。母父ドバウィはロードマックスやセッションの母父でもある。キングカメハメハ×ドバウィだからオールラウンドな中距離血統で、通算[4-9-2-3]とどこでも相手ナリに駆けるタイプだが、際立った特長がないので2着が多いともいえる。福島でも捲り差せるが勝ちきれるか。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
セイウンプラチナ ヒルノマドリードの弟で、テイエムファンキーの甥で、