競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンにプロキオンステークス出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
グロリアムンディ栗東・大久保龍志 牡6
▲6月26日撮影(c)netkeiba
ダートで掲示板を外したのはGIのみだったが、前走の平安Sが0秒6差の8着。中距離のダート馬らしく以前ほど攻めも動かなくなっており、好調時の活力に及ばないことが要因かもしれないが、今回はあばらを明確に見せながらも前腕とトモのボリュームは合格点以上。冬場よりは体が締まっている点は好感が持て、このシルエットなら小回り千七も対応可能か。
スレイマン栗東・池添学 牡6
▲6月26日撮影(c)netkeiba
太目で短めのクビ差しと短めの背中で筋肉量は豊富。肩は少し立ち気味だが、つなぎは通常の長さでクッションがあり完歩が稼げる走法。長く脚を使うタイプだ。