七夕賞の注目馬たち
夏競馬が始まりましたね。
私も先週は福島競馬場へ足を運び、中継に参加をしてきましたが、ウィナーズサークルや検量室前にはファンの方々でビッシリ。
馬や騎手、また中継をする私たちへの声援も飛び交い、パワーを頂きました。
毎年思うのですが、福島の方々の競馬熱は非常に高く、地元の方々が夏の開催を心待ちにされていたことが伝わります。
今週は七夕賞が行われますが、珍しくドンピシャの7月7日。
フジテレビ「みんなのKEIBA」も、出演者陣は浴衣で参戦となりますので、ここはビシッと当てたいものです。
その予想の前に、今週火曜日にダノンデサイルの祝勝会が行われました。
その際、オーナーである野田会長が自身の幼少期の話をされたのですが、農家の次男坊として生まれ、牛を育て、十数キロの道のりを牛と共に歩いてセリに出したのですが、その売れた1歳半前後になる仔牛が、翌日、牛舎に戻ってきたというのです。どれだけ野田オーナーが、その仔牛に愛情をかけ、日々、育てられたかが伝わるものでした。
この思いというのは、今回のダノンデサイルの皐月賞回避だけではなく、馬の声に常に耳を傾ける歩きかたをされてきた横山典弘騎手と同じものを感じ、全てにおけるめぐり逢いが導かれているようにも感じました。大切なこと、それはやっぱり「愛」なのだと思いました。
さぁ七夕賞ですが、先週の福島競馬ですが、例年の開幕週のイメージですと、先行内有利の馬場でしたが、今回においては好位〜中団差しも決まっており、内ラチから3頭目あたりの伸びの良さが目立ちました。
それもふまえてですが、現時点での注目はキングズパレス。
もともと折り合い面も含め、難しさのある馬。だからこそ松岡騎手が主戦として乗り続けていることはプラスに思えます。
ただ1点、右まわりは少し内にモタレル仕草もあるだけに、そこは気になりますが、追いきりの動きも良いですし期待をします。
相手とはなるのは、同じく先週の馬場をみる限りプラスと働きそうなリフレーミング、あとは競馬センスのいいレッドラディエンスあたりかな…と思っています。
それでは皆さん、ステキな七夕賞を。
ホソジュンでしたぁ。