【函館記念予想】Bコース替わり1週目の年とBコース替わり2週目の年で真逆の決着傾向に
Bコース替わり2週目の函館記念は追い込み馬(特に最後方追走馬)が波乱の立役者に
函館記念は近10年では4角3番手以内馬が7勝に対して4角4番手以下馬が3勝で、内目の1~4枠の馬が7勝に対して外目の5~8枠の馬は3勝となっています。その全体データからは先行有利・内枠有利のレースだと捉えられがちですが、その近10年の多くが(今年とは異なり)Bコース替わり1週目に施行されていた点が“罠”だと言えます。
今年の函館開催も開幕週(1~2日目)については完全に内有利傾向だったのが、Aコースが使い込まれた開催半ばには外有利の決着も生まれて、そしてBコース替わり1週目の先週開催はやや内有利傾向への揺り戻しが見られました。過去年を振り返っても、開催を積み重ねる毎にストレートに内→外へと伸び所がスライドして、コース替わりでストレートに外→内へ戻るのが函館芝コースの典型的なパターンです。
過去10年の函館記念で先行決着や内有利決着が多かったのは、