▲「やってみないと何とも言えないけど、馬にとって効果があれば一番いい」(撮影:下野雄規)
2024年の競馬も折り返し地点を過ぎ、ここまでのJRA勝利数は16勝(6月30日終了時点)と移籍して以降最少のペースですが、夏競馬での巻き返しを誓います。
また、今年の新潟競馬では暑熱対策としてお昼休みが約3時間半設けられます。「馬にとって効果があれば1番いい」と話すミルコ騎手ご自身は、どのようにお昼休みを過ごすのでしょうか?
(取材・構成=森カオル)
「海に行くわけにもいかないし…(笑)」
──2024年の競馬も折り返し地点を過ぎました。ミルコさんにとって、今年の上半期はどんなシーズンでしたか?
ミルコ 乗せてくれる厩舎が増えて、そういう意味では前向きになれるシーズンでした。感謝ですね。でもねぇ、(6月30日終了時点で)16勝でしょ? 日本にきてから最悪のペース…。これはアカンわ(苦笑)。
──ミルコさん、ストレス溜まってるだろうなと…。
ミルコ プライベートでは楽しいこといっぱいで、人生は上手くいってるけどさ(笑)。僕にとって一番大事なのは、やっぱり競馬。その大事なことが順調じゃないとストレス溜まりますね。負けてしまったレースでも「いい競馬だったよ」と言ってくれる人もいるけど、やっぱり勝つことが一番大事だから。夏競馬で巻き返したいなぁ。
▲先週末はシランケドと猪苗代特別を勝利(撮影:下野雄規)
──今年も主戦場は新潟ですか?
ミルコ はい! 新潟行きます!
──新潟といえば、7月27日から8月4日まで、暑熱対策として5R(11時35分発走)から6R(15時10分発走)のあいだに約3時間半のお昼休みが設けられることになりました。それについて、ファンからこんな質問がきています。「今年から暑熱対策で競走時間帯が拡大されますが、騎手目線でどう思っていますか? また、約3時間半の休止時間は、何をして過ごしますか? (みなおつさん)」。