▲昨年はセルバーグが優勝(c)netkeiba
先週の小倉芝は土日ともに雨の影響を受けた。
土曜は週中の雨量が多かったことにより、JRAの発表自体は「良」となっていたが、緩んだ状態。1200mは標準的だったが、1800m以上では「重い」馬場コンディション。日曜は当日の雨量も多く、さらに「重い」馬場コンディションに悪化した。
今週も不安定な天気予報ではあるものの、先週に比べればまとまった雨量は考えにくい。週末に関しては晴れて気温も高くなるだろう。ただし、今開催の小倉芝は開幕当初から例年に比べて路盤の状態が良くない。今年の路盤では週末晴れていたとしても、馬場が大幅に回復することは難しい。
中京記念は2022年、2021年にも小倉芝1800mで行われており、どちらも馬場コンディションは「稍軽い」と判定していたが、今年の路盤の状態では乾いていたとしても「標準」程度の馬場コンディションで行われる事が濃厚。過去とは馬場の傾向が大きく違うため、過去の馬場は参考にできない。開催の同じコース傾向を参考にするべきだ。
今開催、小倉芝1800mの古馬混合戦は先週を除いて4レース施行。最初のコーナーを3番手以内で通過して好走したのは1頭のみ。5番手以内まで拡げても2頭のみ。直線が短いコースにしては異例の少なさだ。先行して粘り込むのが難しい状況になっている。
▲エスコーラに期待したい(c)netkeiba
エスコーラの前走米子Sはトラックバイアス「前有利」。前半のペースが遅く、先行馬に有利な状況だった。また、近3走は直線が長いコースも向かなかった。
これまで、直線が短いコースは小倉芝1800mでしか使わていないものの、3戦いずれも楽勝。得意なコースで差しが決まる馬場。久々の絶好条件になりそうだ。
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