競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンにアイビスサマーダッシュ出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
ファイアダンサー美浦・鈴木慎太郎 牝6
▲7月17日撮影(c)netkeiba
昨年は8枠16番の好枠を引き当て1番人気に指示されるも最下位入線。パドックまでは全く問題なしの状態だったが、返し馬からゲート裏で暑さに参ってしまったよう。薄い皮膚をしていて筋肉も柔軟、青鹿毛の綺麗な馬体で見た目はかなりいいタイプ。アバラが浮いて無駄のない仕上がりを見せており、現時点での態勢は◎。
マウンテンムスメ美浦・天間昭一 牝6
▲7月17日撮影(c)netkeiba
頭の位置が高く、尻尾に向けてラインが下がっているのは母父ストーミングホームらしい体形。幅があって肉質が良く、詰まった背中で回転力のあるフォーム。一気にトップスピードに持って行けるのが持ち味だ。前走が転厩初戦で過去最高馬体重。全体にゆとりのある造りでハリも申し分なくいいイメージと映ったが、今回もその状態をキープしている。
ウイングレイテスト美浦・畠山吉宏 牡7
▲7月18日撮影(c)netkeiba
59キロを背負って初のスプリント戦となった函館スプリントSで2着。