競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンにクイーンステークス出走予定馬の中から5頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
キタウイング美浦・小島茂之 牝4
▲7月17日撮影(c)netkeiba
前走時の444キロはデビュー以来の最高体重。ただ脚長で胸囲が狭く華奢に見えるアウトラインは、デビュー時から大きく変わらない。あばらを見せて必要最低限の筋肉を身につけ、前後のバランスも取れておりこの馬なりには順調。ただ3歳のフェアリーS以降は強調できる成績は収めておらず、もっとわかりやすい変化が欲しいのが本音。今回も一変はどうか。
ボンドガール美浦・手塚貴久 牝3
▲7月17日撮影(c)netkeiba
直線不利のNHKマイルC以来の実戦。尻高体型だが、キ甲が抜けて常に体脂肪の少ない体つきで完成度は高い。トモの臀部(でんぶ)はなかなか膨らんで来ないが、