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【中京記念回顧】ペースも流れ特殊な競馬に ポイントは差して好走した馬を過剰評価しないこと

  • 2024年07月22日(月) 18時00分
とうけいば回顧

中京記念を制したアルナシーム(c)netkeiba


 今週は中京記念(小倉芝1800m)。ペースも流れて特殊な競馬になったので回顧しがいのあるレースになりました。早速、今週も回顧していきます。

2024年7月21日 中京記念

舞台:小倉 芝1,800m
勝ち時計:1:47.2
レースラップ:12.2 - 10.4 - 11.7 - 11.5 - 11.7 - 12.4 - 12.5 - 12.5 - 12.3
ペース:超ハイペース(45.8秒-49.7秒)
風向き:影響なし
脚質:差し有利
馬場:やや内有利

【レースポイント】

1. 前半1000mが57.5秒と強烈なHペース! 差し有利の展開。
2. 馬場は荒れて見えるが内有利の状態!
3. 3〜4コーナーは減速区間。外を回す不利は見た目ほど大きくない。

【レース概要】

 セルバーグ、テーオーシリウスの強烈な逃げ争いで始まった今年の中京記念は前半1000mが57.5秒と強烈なHペース。6番手を追走していたエルトンバローズまでは逃げ馬から1秒以内で走っており、明らかに差し有利の展開になった。

 馬場は3〜4コーナーを中心に荒れて見えるが、同日10レースの九州スポーツ杯(芝1200m)でも内&前で競馬をした馬が上位に来ていたため、やや内有利の馬場状態と判断。

 ただし中京記念では3〜4コーナーで1ハロン12.5秒と大きく減速していたため、この区間で外を回していた馬は見た目ほど大きな不利はなかった。

 回顧のポイントとしては逃げor先行していた馬の敗戦は完全に参考外と考え、差して好走した馬を過剰に評価しないこと。

【各馬解説】

1着:アルナシーム
 離れた中団。インからロスなくスムーズな競馬をすると、直線ではしっかりと手前を替えて1着。

 折り合いが難しいので

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2019年6月、Twitterで全くの無名アカウントからスタートした予想家活動が瞬く間に急成長。2021年10月には自身初の単行本「降格ローテ」が出版され、いま最も波に乗る新進気鋭の若手予想家。

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