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ソールオリエンス・シンエンペラー・アスクビクターモアなど フランスにゆかりのある血統を持つ馬が日本で活躍!

  • 2024年07月24日(水) 12時00分
フランス・ドーヴィルに本社を置くアルカナ社より、netkeibaの読者の皆様だけに、夏限定のコラムをお送りいたします。

※当コラムは無料でお楽しみいただけます

スターズオンアースやセリフォスも該当


フランスの海辺のリゾート地、ドーヴィルで行われる「アルカナ8月1歳セール」の開催が、8月16日から18日に迫っています。出身馬が世界各地で活躍するこのセールには、今年、325頭の良血かつ、厳選された1歳馬がラインナップされています。

 アルカナ社が冬に開催する繁殖セールでご購買いただき、その後日本にやってきた牝馬から活躍馬が多数誕生しているという話題を近年、よく耳にします。昨年の皐月賞馬で、先月に行われたGI宝塚記念2着の好走を見せたソールオリエンスの母スキアは、2014年のアルカナ・ディセンバー繁殖セールで、ケスネー牧場から上場され、社台ファーム様にご購買いただいた馬です。

 ドーヴィルの街から数キロ離れた所にあるモンソー牧場で生まれ、今春の日本のクラシックを賑わせたシンエンペラーの母Starlet's Sister(昨年死亡)は、凱旋門賞馬ソットサスのほか、欧米のG1で活躍したシスターチャーリーやマイシスターナットを輩出しています。

 2022年に日本の桜花賞とオークスを制し、牝馬2冠を達成したスターズオンアースもまた、フランスの血脈を持つ1頭です。祖母スタセリタは現役時代、仏オークスやヴェルメイユ賞などG1・6勝を挙げた世界的名牝で、現在は社台ファームに繋養されています。スタセリタの生産者ジャン・ピエール・デュボア氏は、今年の仏オークス勝ち馬スパークリングプレンティのオーナーブリーダーとしても知られている人物です。

 フランスの血脈と深い所縁がある日本の活躍馬は他にも多数います。例えば22年の菊花賞馬アスクビクターモアの母カルティカは、フランスで重賞入賞実績を重ねた後、日本に輸入されています。あるいは、2022年のGIマイルCSを制したセリフォスの母シーフロントも、2016年のアルカナ繁殖セールにて、吉田晴哉様にご購買いただいた馬です。

 アルカナ・8月1歳セールの上場馬はこちらのオンラインカタログでご覧いただけます。

フランス競馬便り


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欧州の主要セリ会社であるアルカナ社(Arqana)。フランス北西部の美しいリゾート地、ドーヴィルを拠点としている。本コラムは8月のセール開催中に、期間限定でお届け。ヨーロッパを代表するフランス競馬の最新情報を、現地から発信!

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