競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンにレパードステークス出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
アラレタバシル美浦・根本康広 牡3
▲7月24日撮影(c)netkeiba
418キロでのデビューから体重を増やし、ダートに切り替えて成績が良化。デビュー時と比べると明らかにトモの幅が増して、前後のバランスも整ってきている。無駄肉は付きにくく、抜群のハリ感。柔らかみを感じさせるトモ回りの筋肉で、真っすぐに伸びた後肢からは上質な末脚が繰り出される。脚質的に新潟向きではないが、体調は申し分なしだ。
ソニックスター美浦・木村哲也 牡3
▲7月24日撮影(c)netkeiba
550キロ台のパワーあふれる外国産馬。筋肉質でも窮屈さはなく、伸びやかで体の使い方も上手。新潟コースも案外器用にこなしそうなイメージがある。青竜Sを勝ってひと息入れての1戦。速い時計は少ないが長めを丹念に乗って緩んだところは一切なし。顔つき、筋肉の質、馬体のバランス全てがハイレベルな1頭。
ハビレ美浦・武井亮 牡3
▲7月24日撮影(c)netkeiba
2勝目を挙げた後は地方を3戦。パンチ不足だったのは機動力に欠けただけではなく、距離も影響していた印象。ヘニーヒューズ産駒らしい背中が下がって腰位置が高いシルエット。