競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンに小倉記念出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
コスタボニータ栗東・杉山佳明 牝5
▲8月1日撮影(c)netkeiba
前走は出遅れて自分の競馬ができなかったことが大きな敗因だが、トモが膨らんでいないことや自己最高体重だったことも多少影響しているか。今回は後肢の股部分も膨らみ前後のバランスは良化。相変わらず銭形斑点は浮いているが、気持ち皮膚の厚さがあるため1週目はハードに追われる調教過程。理想はもう少し絞ることか。週末と当週の攻めに注目したい。
ディープモンスター栗東・池江泰寿 牡6
▲7月31日撮影(c)netkeiba
池江厩舎の1週前段階はパンパンに膨らませたフォルムが多く、今回の当馬もトモの立体感と迫力がかなり目立つ姿形。そのためか胸囲と肩あたりの厚みが少し物足りなく感じるほどだ。