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【CBC賞予想】短距離のハンデ戦は格要らず?

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  • 2024年08月14日(水) 12時00分
こちらのコラムでは、俺プロ出身の奇才・のれん氏が当週の重賞注目馬を公開。ただ強いというだけでなく、馬券で期待値がとれそうな「妙味ある馬」を紹介していただきます。

今週のれん氏が注目したのは、中京競馬場で行われるCBC賞(GIII)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!

内枠強いこの条件では傾向が崩れることはない


 今年は小倉と中京の開催順が入れ替わったことにより開催時期が変更となったCBC賞だが、例年は開幕週での開催だったのが今年は2週目での開催。ただ夏の馬場が良い時期ですぐに馬場が荒れることはないだろうし、その点を気にする必要はなさそう。

 ただ今年は例年と違って先週から8週間にわたるロングラン開催になり、その後2か月挟んで12月から再び開催があるように中京競馬場を使用する頻度が高くなる。今開催前には例年よりも多い面積の芝の張り替えを実施しているように、馬場が荒れにくいように造ってきているはずで、先週の小倉記念はレコード決着だったようにかなり馬場は速い状態。ただでさえ内枠がかなり強いこの条件ではその傾向が崩れることはないだろう。

 8月も中旬に入ってきて、9月末に開催されるスプリンターズSへ向けてはこれからの重賞でどこかを使って向かう馬が多い時期。過去10年のスプリンターズS出走馬の前走を見てみると、161頭中52頭が前走セントウルS、44頭が前走キーンランドC、23頭が前走北九州記念ということで、この3レースで全体の73.9%を占めている。

 ここ2年は前走北九州記念の馬が優勝しているように以前に比べ間隔を空けるローテーションが主流になってきて実績馬の出走も増加傾向だが、セントウルSやキーンランドCと違うのはハンデ戦で行われるという事。

 芝1200mのハンデ重賞における前走クラス別の成績を見てみると、前走GI組はかなり低調でむしろ3勝クラスから上がってきたような馬の方が良くなっている。

のれんの腕押し

 これは日本競馬の主流が中距離でそこへ向けた馬づくりをしていることから、短距離は一部の馬を除けば路線のトップレベルでもそんなに力の差がなく、枠順や展開などに結果が大きく影響されるくらいの力関係であるからだと考えている。

 今回のメンバーではアグリやピューロマジックが実績的には一枚上になるが、その分斤量は背負うことになるし、スプリンターズSを見据えてのレースであることを考えても伏兵にチャンスは十分ありそう。

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人気落ちを狙い、買い時を逃さない俺プロ出身の人気予想家。本格的に競馬予想を始めてから僅か3年で年間回収率115%を達成し、2021年11月にウマい馬券でデビューを果たした。馬場や枠順はもちろん、血統・馬体・走法などから見る適性も重要視しており、その実力には現在活躍中のプロ予想家たちも絶賛している。

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