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【新潟2歳S予想】スプリント血統が走りやすい新潟2歳S

  • 2024年08月23日(金) 19時00分
今週末は新潟2歳S!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る

ダンチヒ、ノーザンテーストに注目


 新潟2歳Sは、ダンチヒ、ノーザンテーストを持つ馬が走りやすいレース。

 2019年の勝ち馬ウーマンズハートは母母父がダンチヒ系。母父のシャマーダルもダンチヒ系と同じノーザンダンサー系。ダンチヒ同様2歳戦から高い能力を発揮する欧州の名血。2020年には母父ダンチヒ系が1、2着。2021年2着のアライバルは父ダンチヒ系、3着のオタルエバーは母父ダンチヒ系。

 古くはダンチヒ系のチーフベアハート産駒も相性が良く、産駒のマイネルレコルトが優勝。マイネルラクリマも10人気で2着。

 ダンチヒを持つ馬が走りやすいレースはノーザンテーストを持つ馬も走りやすいのは世界的な血統傾向。当レースもノーザンテーストを持つ馬も走りやすいです。なかでも象徴的な種牡馬がダイワメジャー。同種牡馬の母父はノーザンテースト。

 過去5年でダイワメジャー産駒は5頭出走して、2019年にペールエールが2着、2021年にセリフォスが1着、2023年にアスコリピチェーノが1着。それ以前も2017年は1、2着、2015年はマコトルーメンが8番人気3着と穴を出しています。他では、2023年10番人気2着のショウナンマヌエラも3代母の父がノーザンテースト。

 ダンチヒの特徴はスプリント戦に強いことですが、戦歴もスプリント指向の馬が走りやすいです。短めの距離や小回りなどで速い流れを経験していた馬、もしくは今後短距離での活躍が見込まれるような馬が人気薄で恵まれて馬券圏内に走るケースも目立ちます。スプリント指向の馬が走りやすいからダンチヒの血を持つ馬が走りやすいともいえます。

 近年5番人気以下で馬券になっている馬もスプリント指向の実績馬が目立ちます。2017年5番人気2着コーディエライト、2018年8番人気3着スティルネスは1200mの出走経験がありました。2019年8番人気3着のビッククインバイオは後に1400mで3勝。

 ジョリーレーヌの父はモーリス。ダンチヒとノーザンテーストを持つ馬。スプリントGI馬ピクシーナイトも出した種牡馬で、スプリント戦のレベルが日本よりも総じて高いオーストラリアでも芝1200mG1勝ち馬を出しました。母父ロードカナロアもスプリントGI勝ち馬。母の母父クロフネもスプリントGI馬を多数出した種牡馬。

 スターウェーブは父のキングマンが世界的名種牡馬でダンチヒ系。日本でも産駒のシュネルマイスターがNHKマイルCを優勝。前走は芝1400m。メンバー中最速の上がり。戦歴、血統の傾向はピッタリ。

 著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の新潟2歳S予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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