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【小倉2歳S予想】ディープ孫が4連勝中 新馬逃げ切り勝ちは振るわず

  • 2024年08月25日(日) 18時00分
2歳夏の芝1200重賞だが、ナムラクレア(後に桜花賞3着)、メイケイエール(チューリップ賞勝ち)、ファンタジスト(京王杯2歳S勝ち)、少し前だとレーヌミノル(桜花賞)など、後に1400〜1600で活躍するような馬もよく勝っている。22年はグレーターロンドン産駒ロンドンプランが、21年と20年はミッキーアイル産駒のナムラクレアとメイケイエールが勝ち、ディープインパクト系が3連勝。そして23年はアスクワンタイムとミルテンベルク、母父ディープインパクトのワンツーだった。前走逃げ切りで新馬勝ちは近5年[0-1-0-8]と一息で、ショウナンマッハやカイルアコナが1人気を裏切っている。(解説:望田潤)


アーリントンロウ
 母ユメノトキメキはJRA3勝(芝ダ1800)。母母バトルカグヤはJRA3勝(ダ1000〜1700)。牝祖ファンタスティックレヴューの産駒にキングエドワードゴールドC(米G3・芝9F)のトゥティペラリーがいる。母父マーベラスサンデーは宝塚記念に勝ったサンデーサイレンス産駒。父タワーオブロンドンはスプリンターズSに勝ったゴーンウエスト系。外見はわりと父似で、新潟内1400を緩みない逃げで快勝。大箱1400ベストに見えるが、差しに回れるので1200でも地力で。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎

エイヨーアメジスト
 コリアC連覇などダート重賞を勝ちまくったロンドンタウンの姪で、ミヤジエルビスやペルルノワールなども近親。牝祖クイーンタッタはトップフライトH(米G1・ダ8F)2着で、その母母ゴールドマインはミスタープロスペクターの全妹。父アレスバローズはCBC賞と北九州記念に勝ったディープインパクト産駒で、先のひまわり賞はアレスバローズ産駒のワンツーだった。父の面影が強いスプリンターだが、ここは大幅に相手強化されるのが…。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○

エンドレスサマー
 ラヴィエベール(父ディープインパクト)の3/4同血の弟で、母コケレールはサンタラリ賞(仏G1・芝2000m)勝ち馬。母父ザミンダーはカブール賞(仏G3・芝1200m)勝ち馬。

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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