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【京成杯AH予想】京成杯AHは中距離主流血統が走りやすい

  • 2024年09月06日(金) 19時00分
今週末は京成杯AH!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る

中距離重賞で上位の上がりを使っている馬に注目


 京成杯AHは、戦歴も含めてマイル以上の能力に優れた才能を持つ馬が走りやすいレース。戦歴も芝中長距離指向。過去5年の6番人気以下で馬券になった7頭中5頭が芝1800m以上の上級条件勝利か重賞3着内実績がありました。

 血統も中距離の主流血統が走りやすいレース。過去5年の勝ち馬はすべて父サンデーサイレンス系、もしくは父がキングマンボ系で母父がサンデー系の配合馬。

 中距離の主流配合ですから、出走馬も多いのですが、過去5年で馬券になった15頭のうち12頭が該当しています。該当血統の出走比率は約60%に対して、勝ち馬は100%。3着以内馬も80%。該当馬すべての複勝回収率は113%。出走比率以上に走り、期待値も高いです。

 なかでも期待値が高いのが前走1800m以上重賞からの参戦馬。先に書いたようにここ数年の当レースは中距離指向の能力を発揮しやすいから。

 該当馬は昨年ミスニューヨークが8人気3着。一昨年はファルコニアが勝ち、3年前はカテドラルが7人気で1着。いずれの馬も末脚がしっかりとしていた馬。末脚の指標である「上がりP50」に該当(上がりPとはスマート出馬表(無料)で公開している上がり順位の指標)該当馬の単勝回収率は402%。複勝回収率は176%。複勝的中率は60%。繰り返しになりますが、中距離指向の末脚勝負に強い血統馬が走りやすいレースですから、その能力を発揮しやすい戦歴の馬の的中率、期待値が高くなるのです。

 京成杯AHで前走芝1800m以上重賞出走、かつ上がりP50以内に該当するのはジューンオレンジ。父はジャスタウェイ。サンデー系。近親のミッキースワローも中山重賞を2勝。同じく近親のペールギュントは07年の高松宮記念を距離短縮で人気薄ながら2着の大激走。距離短縮で激変する一族、ということは20年以上前から当コラムでも書いていたように、07年の高松宮記念もペールギュントを本命にして的中しました。ジューンオレンジは適性もローテーションもフィットしています。

 トリッキーなコースで当レースもベタに内枠が恵まれやすいのもポイント。15年以降同コースで行われた過去9回のうち7回は1〜3番ゲートの馬が1頭は馬券になっています。複勝回収率は131%。同コースで行われた過去9回で13番ゲートより外からは勝ち馬は出ていません。

 当コラムは枠順確定前に書いていますので、枠順なども考慮した最終予想はウマい馬券で公開します。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の京成杯AH予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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