競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンに神戸新聞杯出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
ウエストナウ栗東・佐々木晶三 牡3
▲9月11日撮影(c)netkeiba
前走は1角で逸走し他馬に迷惑をかけたが、逃げる形で2着に踏ん張ったあたりは素質か。ひと夏越して、ケイコでは口向きやハミ受けに進境がうかがえた。まだキ甲の抜けやトモ高体型や前後のバランスから伸びしろは多いが、それでも春よりは芯が入ってきた。筋肉質で皮膚が薄くあばらを見せてすぐにでも使える態勢。あとは週末と当週の攻めでトモが膨らめば。
オールセインツ栗東・友道康夫 牡3
▲9月11日撮影(c)netkeiba
キャリア1戦で挑んだ京都新聞杯は惨敗したが、その後は適鞍を連勝。今回は中6週のローテだが、友道厩舎らしく意欲的な調整過程で元気一杯だ。まだ後肢の臀部(でんぶ)がペタッとし1週前追いも伸びは甘かったが、このあたりは成長の余地を残していると判断して良い。あばらをくっきりと見せて体脂肪の少ないフォルム。ここ一連の好状態をキープ。
サブマリーナ栗東・庄野靖志 牡3
▲9月12日撮影(c)netkeiba
クビ差しは太くて短く胴長+脚長のスラッとした姿形。