▲昨年はサトノグランツが優勝(c)netkeiba
日曜に行われたローズSでは逃げたセキトバイーストを◎。相手にも最初のコーナーを3番手で通過したチェレスタを評価。ウマい馬券で公開していた予想も的中。月曜の長良川特別でも序盤に先頭から2着のオルトパラティウムと、途中からハナを奪ってそのまま押しきったショウナンハウルの2頭のみをウマい馬券でも評価できたように、先行した馬が恵まれているのは明らかな馬場状況となっている。
このトラックバイアスは事前に予測することができる。今開催の中京はイレギュラーな連続開催で、既に6週13日の開催を消化。普段はほとんどがローカルの開催区分にあたる競馬場のため、連続開催に伴う芝の管理に苦労している。今開催は速い時計が出るレースもみられるが、他の競馬場と比較しても走りやすい路盤の状態とは言い難く、台風による雨の影響を強くうけた8月31日、9月1日の開催以降は悪化が顕著。
道中で負荷がかかるために直線で脚を使うのが難しくなってきて、芝のレースで2歳戦を除いた3コーナー3番手以内通過馬の週別複勝率は開幕週が23.3%、2週目が29.6%、3週目が32.0%、4週目が28.6%、5週目が42.1%。レースを重ねるごとに差し馬が走りにくい馬場になってきた。
先行馬は開幕週が水準よりも低い好走率。2週目から4週目が標準程度。5週目は明らかに前に行った馬が優位なトラックバイアスになっている。
Bコース替わりとなった先週はさらに顕著となった、土曜の中京芝(新馬戦除く)は4レース行われ、二桁人気で3着内に好走した2頭はどちらも逃げ。3着内に好走した12頭のうち7頭が最初のコーナーを3番手以内で通過していた。
神戸新聞杯も現時点では先週のような馬場状況であることを前提として推奨馬を挙げる。
▲バッデレイトに期待したい(c)netkeiba
バッデレイトの前走は馬場コンディション「稍軽い」。2走前は前日から当日にかけての雨量が多い重めの馬場コンディションで完勝しているように、速い時計でスピード面を要求されると分が悪かった。
降雨の影響で馬場コンディションが重くなり、先週のような状況のままであれば、チャンスがある。
ただし、今週末は降雨のなかでの開催となる可能性が高い天気予報。まとまった雨量で降り続けることも考えられるため、どのような馬場状況になるかを予測するのは難しい。土曜の馬場と最新の天気予報を考慮した最終予想はウマイ馬券で公開する。
殿堂入り予想家となった馬場虎太郎の神戸新聞杯の予想はレース当日までにウマい馬券で公開!