今週末はオールカマー!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る中山の芝で突如走り始めたロベルトの血
今週浦和のダート1400mで行われた交流重賞オーバルスプリントはNAR競馬所属のスマイルウィが優勝。同馬の父はエスポワールシチー。その母父は「ロベルト系」のブライアンズタイム。
昨年の同コースで行われた、さきたま杯もNAR所属のエスポワールシチー(母父ロベルト系)産駒のイグナイター、スマイルウィが1、2着。日本の芝、中東のダートも勝ったバスラットレオンらJRA所属馬に先着。
オールカマーでNARの話題を出すのは、唐突に思われるかもしれません(笑)。しかし、世界中の競馬の能力は、最初から今に至るまで血統を通じてつながっています。相反する能力が存在する根本的原理も昔から未来永劫まで変わりません。
よって浦和のような能力が問われる場面はJRAの芝競馬にもあります。実際に、15、16日の中山芝は、浦和のダート1400mの交流重賞でも強い「ロベルトの血」が走りました。
9月7日から開幕した中山芝で父ロベルト系の馬は、9月7日〜14日までは1勝。ところが15、16日は3勝。単勝10倍以上の人気薄で馬券になった馬は9月14日までは0頭。ところが15、16日では3頭馬券に。ロベルトの血を持つ馬が総じてパフォーマンスを上げました。
開幕週の中山芝は、雨も風の影響も少なく、JRAで主流のトップスピードが発揮しやすかったのですが、15、16日は雨と風の影響でスピードを削がれやすい馬場状態になりました。その結果、コース形態の影響も相まって「ロベルトの馬力」が発揮しやすくなり「ロベルト優勢」傾向が端的に父系の血統傾向にも表れたのです。
今年のオールカマー出生予定馬で父ロベルト系の種牡馬の産駒はアルビージャとラーグルフ。
ステラヴェローチェは母方にロベルト。父も欧州のG1勝ち馬バゴ。オープンクラスでの連対実績は、日本の主流距離である400mで割れる距離(1600、2000、2400m)とは相反する400mで割れない1800、2200m。もしくは良馬場以外の馬場でのみ。そうなるのは、JRAの芝では非主流になる血統の影響を受けているからでしょう。
なおジャパンCで外国調教馬が最後に1、2着したのも、ジャパンCがこの舞台で行われた2002年。ここまで述べた話とつながっているのです…という話も、当時のジャパンCの前から書いているので楽と言えば楽ですし(笑)「血統ビーム」が提言する基本概念が昔も未来も変わらないであろうことを端的に示す事象でもあります。
著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のオールカマー予想はレース当日までにウマい馬券で公開!